JavaScript - キーボードの入力イベント
JavaScriptでキーボードの入力イベントをトリガーにしたイベントを実装する簡単なコード例を紹介しています。
HTMLには、キーボードの入力を検出する対象として<div>タグにid名「target」を指定しています。
「tabindex」を指定する事でフォーカスを可能にし、キーの入力イベントを実行可能にします。
コード例では<div>タグを対象にしていますので「tabindex」を利用していますが、テキスト入力フォームやdocument全体を対象とする場合は不要です。
<div id="target" tabindex="0">いずれかのキーを押して下さい</div>
CSSでは、イベントの対象とするためのサイズを設定しています。
疑似クラス「focus」にて、要素をクリックしたときのフォーカス時に表示するアウトラインを指定しています。
#target {
display: flex;
align-items: center;
justify-content: center;
font-size: 24px;
padding: 10px;
color: white;
width: 250px;
height: 250px;
border-radius: 50%;
text-align: center;
cursor: pointer;
background-color: #2f4f4f;
}
/* フォーカス時の枠線を指定 */
#target:focus {
outline: 2px solid #000fff;
}
対象とする要素はquerySelector()
で指定、addEventListener()
で「keydown」を指定して、いずれかのキーが入力された事を検出するイベントを実装しています。
コード例ではイベントの検出時に押されたキーの名前とコードをターゲット要素内に表示しています。
また「keyup」にてキーが離された時にターゲット要素に表示しているキーコードとキー名を消しています。
// 出力エリア
let target = document.querySelector('#target');
target.addEventListener('keydown', () => {
// デフォルトの処理を実行しない
event.preventDefault();
// ターゲット要素内に押されたキーコードを出力
target.innerHTML = event.keyCode + '<br>' + event.key;
});
target.addEventListener('keyup', () => {
// キーコードの表示を削除
target.innerHTML = 'いずれかのキーを押して下さい';
});
![JavaScript - キーボードの入力イベント](/images/javascript/keyboard-input-event/image-ja.png)